- Good Quality -
サッシカイアでお馴染みのテヌータ・サン・グイードが造るもうひとつのワイン「グイダルベルト」のセカンドラベルで、2002年がファースト・ヴィンテージとなる「レ・ディフェーゼ」です。セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン70%、サンジョヴェーゼ30%となっています。
全体的に丸みを帯びた口当たりの良さがあり、アタックに優しいカベルネのニュアンス、そしてそこから軽やかな酸が伸びていく傾向にあります。ボリュームを感じるタイプではなく、ややフラット気味ではありますが、総じて気軽に楽しめるスタイルなので、日常レベルで楽しむには特に大きな問題はなさそうです。
以前試飲した2004年と比較すると、基本的には同じ系譜が今でも継続されていますが、当時よりも技術的側面が少し進化しているように感じられるので、全体的に歩むスピードはやや遅めですが、トータルパッケージとしては着実に改善されている印象を受けます。
(2019/01)