- Good Quality -
レ・バセとはかなり異なる表情、資質を持っているのが印象的で、よりタイトでキッチリと引き締まった、ミネラル系の要素を色濃く感じる、ポテンシャル寄りのスタイルとなっています。基軸となる基本姿勢そのものは同質で、大人しい果実味とややさらりとした酒質がベースとなっていますが、シトラス系の要素やインパクトのあるアタック等は特になく、クリーンで凛とした表情と、ヒリヒリとする張りのある後味が主体となっています。
万人受けするようなレ・バセとは異なり、ワインを飲み慣れた人向けといった印象のレ・ジャルダンですが、思ったよりも両者の性格は異なるので、うまく適材適所で使い分ければより高い満足感が得られると思います。
(2018/04)