- Good Quality -
日本人の栗山朋子と、パートナーであり、またシモン・ビーズの醸造長を務めるギョーム・ボットによる新たなネゴシアンがこの「シャントレーヴ」。2010年に始まったばかりですが、既に様々なところで注目を集める期待の造り手でもあります。
魅力に溢れ、コストパフォーマンスの高いキュヴェとして名高いシャントレーヴのサン・ロマンですが、2014年からは「コンブ・バザン」の区画名が記載されています(基本的には以前と同じ畑だと思われます)。
綺麗でピュアなスタイルは変わらず、レモンやグレープフルーツ系のスッキリとした表情となります。充実感やボリューム感はやや控えめで、どちらかというとキレのあるシャープな表情の方が印象的ですが、現状ではまだ若いということもあるので、熟成によって熟れてくると多少印象も変わってくるかもしれません。
(2016/08)