進化と発展を続ける「日本ワイン」
キャンティ&キャンティ・クラッシコ
偉大なる王のワイン「バローロ」
ニュージーランドを牽引する日本人生産者
進化と発展を続ける「日本ワイン」
特別特集「シャブリ」
紡がれるブルゴーニュの伝説「ルロワ」
大地の恵みと多様なテロワール「エトナ」
新たな潮流「スパークリング日本酒」
ジュヴレ・シャンベルタン
白ワインの聖地「フリウリ」
特別特集「ニュイ・サン・ジョルジュ」
楽天市場「バローロ」
楽天市場「バルバレスコ」
楽天市場「パウエル&サン」
------

- Very Good Quality -

2005 Jurançon Sec Reserve Classica
Primo Palatum生産者ワインリスト

Jurancon Sec Reserve Classica

南西地方の比較的マイナーなアペラシオンとなるジュランソン・セック。遅摘系甘口ワインで有名な産地ということもあってか、下のクラスのクラシカであっても、極甘口ワインに匹敵するような濃縮感、そして想像以上のエネルギーが感じられます。色調は濃く、やや彩度も高め。現状で既に10年が経過していますが、驚くほどフレッシュで、まだ数年しか経っていないような不思議な溌剌さや瑞々しさが感じられ、各要素もまだ定位置に収まりきっていない傾向にあります。抜栓日はやや要素が突出した感があり、樽要素も多少強めな印象を受けますが、時間とともに熟れ滑らかになっていく傾向にあります。すぐに楽しみたい場合は、抜栓時間なども含めて多少サービスに工夫が必要かもしれません。

ミトロジアと比較すると、確かに全体的な重量感、迫力、エネルギー総量ともに控えめではありますが、それでも濃縮した果実力、高密度、それでいて軽快な立ち振る舞いを兼ね備えている点など、充実した要素と飲みやすさのバランスをうまくとっている傾向にあります。根本的に尖ったスタイルということもあり、万人受けするような系譜にはありませんが、多大なエネルギーを享受できる稀有な存在なのは確かなので、少し趣を異にしたワインを求める場合にはお薦めできそうです。
(2015/08)

参考市場価格--
点数評価--

ホーム > フランス > 南西地方 > ジュランソン・セック レゼルヴ クラシカ
Home > France > Sud-Ouest > Jurançon Sec Reserve Classica

Global Partners