進化と発展を続ける「日本ワイン」
キャンティ&キャンティ・クラッシコ
偉大なる王のワイン「バローロ」
ニュージーランドを牽引する日本人生産者
進化と発展を続ける「日本ワイン」
特別特集「シャブリ」
紡がれるブルゴーニュの伝説「ルロワ」
大地の恵みと多様なテロワール「エトナ」
新たな潮流「スパークリング日本酒」
ジュヴレ・シャンベルタン
白ワインの聖地「フリウリ」
特別特集「ニュイ・サン・ジョルジュ」
楽天市場「バローロ」
楽天市場「バルバレスコ」
楽天市場「パウエル&サン」
------

- Recommended -

2008 Chianti Classico Riserva
Castello di Ama S.p.A.生産者ワインリスト

Chianti Classico Riserva

「カステッロ・ディ・アマ」と銘打ち、永きに渡りアマの代表的銘柄として君臨してきたキャンティ・クラッシコですが、今回の2008年ヴィンテージから、より熟成期間が長い「リゼルヴァ」へと仕様が変更されています(Riservaの表記は裏ラベルのみ)。

新しく造られることになった若木のアマと比較すると、体躯内部の充実感やアマとしての品格等、より上のクラスに位置しているという事が具に伝わってきます。基本的な指向性は同一ですが、各要素の明確さ、密度、精緻さなど、全体を通じてより訴求力が増している傾向にあります。また、抜栓直後から素直に楽しめるスタイルなのも好印象で、アマらしさを感じる完成された世界観が特徴とも言えます。リゼルヴァになったことで、やや焦げた苦み等が気になる部分も確かにありますが、時間とともに一体感が増し、翌日にもなると苦みも消えて凹凸のない滑らかな表層が構築されるので、それほど大きな問題にはならないと思います。

サンジョヴェーゼらしい気質が全面に打ち出されるような指向性ではないので、飲み手に対して特別な審美眼を要求しないと言うのもひとつのポイントかもしれません。キャンティ・クラッシコというアイデンティティではなく、あくまでもアマとしてのアイデンティティが主体となった世界観ではありますが、良質なサンジョヴェーゼワインであることに違いはないので、この新たなアマの変化を進化と捉え、よりポジティブに受け取ってもらいたいところではあります。
(2014/10)

参考市場価格3,948円~4,935円(平均約4,590円)
点数評価91+(WA)、91(V)、90(WS)

ホーム > イタリア > トスカーナ > キャンティ・クラッシコ > キャンティ・クラッシコ リゼルヴァ
Home > Italy > Toscana > Chianti Classico > Chianti Classico Riserva

Global Partners