- Good Quality -
スペインの土着品種「テンプラニーリョ」をフランスのセガン・モローのオーク樽で熟成させたワインで、樽のナンバーとなる「104」がそのままワインの名前になっています。
ヴィンテージ、畑、品種、使用する樽など、ほとんどが「101」と同じ構成になっていますが、唯一明確に違うのが「熟成期間」で、2010年10月7日にボトリングされた「101」とは異なり、「104」は2011年4月18日と半年以上長い樽熟期間が設けられています。
味の方もやはり樽の風味が色濃く反映されている傾向にあり、苦みや渋みといったパワー系の要素がより強くなっています。細かい表情は樽の風味にややマスキングされる傾向にありますが、その反面インパクトはより大きいので、デイリー用途でシンプルに飲み進めたい場合には、もしかするとこちらの方が適していると言えるかもしれません(表情の推移や個性をより楽しみたい人には「101」の方がお薦め)。
(2012/05)