- Good Quality -
「カウンタック」や「ディアブロ」といった高級スポーツカーでお馴染みの「ランボルギーニ」が手がけるワインです。スタンダードラインとなるトレスコーネのセパージュは、サンジョヴェーゼ50%、チリエジョーロ30%、メルロー20%となっています。
久しぶりに飲むトレスコーネですが、以前よりも瓶熟期間を長めにとったこともあってか、誰もが素直に楽しめる、モダンな良さが光るよりポジティブな世界観となっていました。サンジョヴェーゼらしい表情を主体としつつも、梅を感じるようなキュッと締まった果実感があり、どこかニューワールド的ともとれるたっぷりとした果実の甘味が非常に印象的です。果実味や酸に隠れ気味ですが、奥まったところに緑系の風味がごく仄かに感じられ、それらの要素を口当たりの良い舌触りとともにうまく収束させている傾向にあります。
純粋な葡萄力を感じるようなタイプではなく、あくまでも現代的な醸造技術による進歩といった印象ではありますが、それでも料理との相性は非常に良く、日常をの食卓を彩る用途であればかなりの満足感を与えてくれそうです。価格は多少上昇傾向にありますが、その差を埋めるだけの進歩はみられるので、個人的にはしっかりと評価してあげたいところです。
(2012/02)