- Good Quality -
「カウンタック」や「ディアブロ」といった高級スポーツカーでお馴染みの「ランボルギーニ」が手がけるワインです。
ラ・フィオリータのワインとしては、フラッグシップの「カンポレオーネ」が高い評価を得ていますが、今回のトレスコーネは日常価格帯のスタンダードクラスとなっています。
セパージュはサンジョヴェーゼをベースとしてチリエジョーロとメルローがブレンドされています。ブラインドでもサンジョヴェーゼがメインで補助品種がメルローだと感じたので、概ね多くの人が想像するわかりやすいスタイルだと言えます。
かなり若いヴィンテージですが、抜栓直後はモダンでコッテリと乗った果実の豊満さが魅力的なので、短時間で飲んでしまえば現状でも思いのほか楽しめると思います。ただし、あくまでも本質的には酸を基調とした体躯であり、まだまだ若くて荒いタンニンを多く含有しているので、厳格な表情が出始めた場合は3日程経過させて落ち着かせた方が良い結果が得られるかもしれません。
(2005/12)