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かなり凝縮度があり基本的には1998年と同様のスタイルと言えますが、逆に1998年にみられたような圧倒的果実力は影を潜めています。若干内向的であり、湿った煙草の香りや軽いビター感のある固いタンニンなど、各要素の表情自体は比較的ハッキリしていますが、結果としてはまだもうしばらく時間を与えてあげた方が良い結果を得られるかもしれません。個人的には1998年のスタイルの方が好みですが、1999年もまた違った趣きがあると思います。
ちなみに、2003年版のドゥエミラヴィーニで最高評価の5房を獲得しています。
(2003/06)