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カステッロ・ディ・ブローリオのセカンド的ポジションにあたるブローリオです。スタイルとしてはカステッロ・ディ・ブローリオとは大きく異なり、セカンドというよりは別の方向性を持ったワインだと感じます。
抜栓から日を経過させる事で表情を滑らかに変化させていくのですが、どの状態でもバランスに優れ、キャンティらしからぬ果実の甘みが印象的です。
群を抜くようなタイプではありませんが、日を置いてじっくり向き合える懐の深さや、カステッロ・ディ・ブローリオの約半額というコストパフォーマンスを考えると、なかなかお薦めできるキャンティ・クラッシコだと言えます。
(2003/01)