- Good Quality -
グラーヴ地区にあるポデンサック村のワインです。作付け比率はカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー40%、カベルネ・フラン10%となっています。
1996年がワイナートの「ボルドー左岸のバリュー・ワイン」で89点を獲得してナンバーワンに輝いています(1997年は「バリュー・ボルドー・テイスティング」で82点)。ヴィンテージは異なるものの、シャトー・マレスカスやシャトー・フォンレオーを押さえての1位だけに期待が膨らみます。
時期的な事もあって低い温度で飲み始めたのですが、逆に温度が低すぎて本来の表情をすべて理解する事ができませんでした。しかし、しっかりしたタンニンに程よく効いた薬味(リコリス?)が特徴的なので、基本的なスタイルは理解する事ができます。比較的理解しやすい内容だっただけに、後は個人的な好みで好き嫌いが別れるのではないでしょうか。同じヴィンテージを比較すると、個人的にはマレスカスの方をお薦めしたいところです。
(2002/07)