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実はこのワイン、今話題のタルデュー・ローランの2人(ミシェル・タルデューとドミニク・ローラン)がコンサルタントしたワインとなっています。よってカステルモールの上級ワイン「ポンパドール」に似た雰囲気は持ちながらも、落ち着き洗練された表情を醸し出すバランスに優れたものになっています。このあたりはさすがタルデュー・ローランと言ったところでしょうか(ドミニク・ローランの樽を使っているのがポイントかも?)。
セパージュはシラー40%、グルナッシュ35%、カリニャン25%で、無清澄、無濾過でボトリングされます。1998年がファースト・ヴィンテージとなっていて、パーカーはこのファースト・ヴィンテージに92点という高評価を与えています。
抜栓直後から美味しいのですが、これが2日目、3日目と時間を経てもまったく衰える事なくその表情を堅持し続けるので、デイリー感覚でゆっくり楽しむ事すら可能な強靱なポテンシャルを持っていると言えます。
ちなみに、コルクには大きく「3」とだけ刻印されているのですが、かなりインパクトがあってオシャレというのも、見た目で楽しめるだけにポイントが高いと言えるでしょう。
(2002/06)