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ルイ・ジャドは数々の偉大な畑を自社で所有していますが、実際にはその所有形態によって複数の名義を使い分けています。ジャドの自社畑のうち、ジャド家が代々継承してきた由緒ある畑から造られたワインについては、「ドメーヌ・デ・エリティエ・ルイ・ジャド」の名前でリリースされています。
コルトン・シャルルマーニュの畑はアロース・コルトンとペルナン・ヴェルジュレスにまたがるように位置していますが、ジャドのコルトン・シャルルマーニュはアロース・コルトン側にある「レ・プジェ」の区画から造られています。ジャドのクラシックアイテムとして重要なワインでもあり、名実ともに非常に高い評価を受ける偉大なワインでもあります。
プジェの畑らしい太陽の力を存分に受けた仕上がりで、少しオレンジがかったニュアンスとミネラルが渾然一体となって広がります。短時間でも十分そのエネルギーを享受できますが、時間の経過とともにグラス内の温度が上がるにつれて、より大きく広がっていく傾向にあります。10年〜20年熟成可能なポテンシャルを有しているので、ここぞという時の1本としてもお薦めです。
※今回は現地ドメーヌでの試飲となっています
(2015/05)