- Good Quality -
現状ではやや若く硬い表情が先行し、細く伸びる酸を伴って、やや陰な傾向へとシフトしている傾向にあります。純粋な果実味は控えめで、収斂要素と口中の渇きが感じられますが、体躯内部は程よい密度感ということもあり、時間の経過とともに徐々に表情がほぐれで、少しずつドルチェットらしい甘酸っぱいキュートさが表層に出始めます。
積極的に選ぶ要素があまりないというところでもありますが、逆に言うとそつなく纏められてるともとれるので、全体的なパッケージングとしては概ね良好な傾向にありそうです(今後1〜2年で一段と良くなりそうな印象も)。
(2017/01)