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ニュイ・サン・ジョルジュを代表する偉大な造り手が「ロベール・シュヴィヨン」。偉大なプルミエ・クリュのクリマを多く所有し、平均樹齢も50〜75年と非常に高く、リュット・レゾネで造られる葡萄はいずれも緻密で凝縮しています。
村名ニュイ・サン・ジョルジュのヴィエイユ・ヴィーニュは平均樹齢が約40年弱。ニュイ・サン・ジョルジュ村の南側に位置するプルミエ・クリュの「レ・プリュリエ」や「レプロセ」に隣接する、斜面下部のパーセルから造られています。
ニュイ・サン・ジョルジュらしい堅牢性の高い体躯と豊富な酸が主体となり、ヴィンテージの恩恵をしっかりと受けた充実した果実味が非常に印象的です。ガッシリとした体躯ではありますが、軋みや硬さはなく、コアにある充実した赤系果実の魅力、そして精緻さを感じるテクスチャが時間とともに露になり、兼ね備えた魅力と良質さを存分に披露してくれます。現時点でも初期の飲み頃には到達していますが、これから年を重ねるごとに更に良くなっていきそうな雰囲気があり、ロベール・シュヴィヨンが奏でるその世界観を存分に堪能することができそうです。
(2016/09)