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ワイン名に付けられた「C.C.P(セーセーペー)」とは、使用されている3つの区画「カレット」「コンブ」「クロ・ド・ポンスティ」の頭文字を取って合わせたものとなっています。単一区画の場合はラベルに区画名を記載できますが、複数の区画のブレンドの場合は記載することができないので、INAOへの対策としてこのような名称が付けられています。ちなみに、「トリ」と付くアイテムと同様に、このC.C.Pに関しても収穫は熟度に応じて複数回に分けて行われています。
一口目から煌びやかで魅力ある表情がストレートに伝わります。ギュファン・エナンらしいミネラルをベースとした硬質感が、良い意味で水のようなクリアな質感を構築し、テクスチャの滑らかさ、きめ細やかさ、良好なバランス感など、優れた資質がとめどなく伝わります。ワインの持つポテンシャルとその高い資質、そして明確な美味しさ、その両方が感じられる素晴らしい1本だと言えそうです。
(2016/05)