- Good Quality -
様々な土壌タイプが明記された「カラクテール」のレンジに位置し、クール・ド・フェールは鉄分を多く含んだ土壌の畑から造られます。
テロワールそのものよりも、思いの外醸造上の手腕、つまりフレデリック・マニャンらしい良質かつ現代的な指向性をよりしっかりと感じます。体躯ボリューム、しっかりとした樽要素があり、酸と果実味がバランスよく主体となっているので、素直に味覚で楽しめる美味しさを有しています。ヴィエイユ・ヴィーニュと比較すると、より豊満な体躯と素直な向き合いやすさが特徴となっているので、今飲むのであればこちらの方が理解しやすいかもしれません。
(2015/11)