- Good Quality -
コート・デ・ブランの南端に位置するヴェルトゥに居を構えるギィ・ラルマンディエ(現在、すべてを取り仕切るのは息子のフランソワ)。このブラン・ド・ブランは、同じコート・デ・ブランでも「クラマン」の葡萄で造られるシャンパーニュで、シャープさよりも果実の柔らかさが特徴となっています。
まさにクラマンの特徴を押さえたスタイルになっていて、軽妙なボリューム感に柔らかさを感じる体躯、そしてシトラスフルーツの果実味がアクセントになったシンプルな魅力が広がります。ラベルの重厚な見た目とは裏腹にいたって親しみやすく、しっかり感の中に華やかさや豊満さが感じられる飲みやいスタイルなので、現実的な日々の環境で楽しめるシャンパーニュだと言えそうです。
(2012/11)