- Good Quality -
1973年、ウイスキー事業50周年として山梨県に「白州蒸留所」が開設されます。以来、南アルプスの山々で育まれる清らかな水によって非常に高品質なウイスキーを造り続けていますが、白州の商品ラインは「10年」「12年」「18年」「25年」という4種類のラインアップとなっており、そこに山崎と同様「新白州」という、より気軽に楽しめるタイプの白州が登場します(2012年5月29日発売)。
白州12年は、SWSC2011で「最優秀金賞」、IWSC2009で「ベスト・イン・クラス」、2010で「金賞」を受賞するなど、国内だけでなく海外においても高い評価を受けています。現在の価格帯を考えると、クオリティと価格のバランスが最もとれた白州と言えるかもしれません。
山崎12年と比較すると、よりカチッとした硬質感やシャープさがあり、よりドライさやアルコール感を感じる傾向にあります。豊かな風味の山崎とは異なる、ある種の爽快さがポイントだと言えるので、両者を飲み比べてみるというのもまた面白いかもしれません(そういう意味ではボトルの「見た目」と「中身」がシンクロしている印象かも?)。
(2012/04)