- Good Quality -
ジュヴレ・シャンベルタンを中心とした造り手「ジャンテ・パンシオ」の当主「ヴァンサン・ジャンテ」と、ロワールの造り手「アルフォンス・メロ」のコラボレーションワインがこの「レ・ペニタン」です。レ・ペニタンには赤と白の二種類ありますが、ピノ・ノワールで造られる赤は「ヴァンサン・ジャンテ」が手掛けているようです(ボトリングはアルフォンス・メロ)。
奇麗に纏まったこぢんまりとした内容で、ボリューム感や果実感を感じるようなスタイルではありませんが、華奢で硬さを感じる体躯ではあるもののミネラル系の要素を感じることもあってか、一般的なACブルゴーニュやオート・コート系のワインが持つような硬さとは異なる印象だったりもします(大きな違和感のないナチュラルな硬さ?)。ヴァン・ド・ペイではあるものの、ブルゴーニュで造られるピノ・ノワールとしてはかなり手頃な価格になっているので(概ね千円台後半)、食事ありきで手軽に飲めるピノとしては思いのほか有用なアイテムだと思います。
(2012/04)