- Good Quality -
レモンやグレープフルーツの柑橘系要素に、白桃などの果実の甘味が加わり、リーリスリングらしさというよりもコノスルのヴァラエタルらしさといった、より充実した豊かな表情の方が印象的な傾向にあります。
コノスルの他のヴァラエタルワインに共通した基本スタンスを持ち、そのコノスルらしい土台の上に品種の指向性を加味した世界観となっているので、終始非常に安定した酒質が得られます。ややアルコール感やパワー系の要素が強い傾向にはありますが、それでも大きく逸脱することはなく、決して失敗するようなこともないので、価格帯を考えると十分お薦めできるデイリーワインとなっています。
(2010/08)