- Good Quality -
使用される葡萄品種はチャレッロ50%、マカベオ25%、パレリャーダ25%。日常飲みにちょうどピッタリのスパークリングワインとなっています。
カバらしいスッキリ感ある仕立てとなっていますが、ややフラットで内容の充実さに欠ける傾向にあります。アクセントとして青リンゴ系の風味が感じられますが、あまり力が無く、どこか季節外れ的な疎外感があるので、多少魅力にかける印象かもしれません。
しかし、この価格帯のスパークリングワインとしては珍しく「翌日以降の方が美味しい」傾向にあり、不思議なことに時間とともに当初欠落していたボリュームが蘇ってきます(シャンパンストッパー必須)。2日目、そして3日目と、日をまたぐほどにそつのない表情を見せてくれるので、最終的には価格に見合う程度の中身は見せてくれると思います。
(2009/12)