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非常に優れた白ワインの造り手として、ムルソーを代表する存在とも言える「ドメーヌ・デ・コント・ラフォン」。そんなコント・ラフォンが「マコネ」の地で新たに設立したのが、この「レ・ゼリティエ・デュ・コント・ラフォン」です。
程よいミネラル感にスッキリ整ったレモン的酸、そしてバランスよく柔らかい果実味も存在するので非常に心地よく飲むことが出来ます。抜栓直後からストレートに魅力が伝わることもあり、かなり有用なアイテムになってくれそうな印象があります。
翌日以降に持ち越すと、時間とともに内向的な側面や質実性の方が主体になる傾向にありましたが、それでも日常的な和食に合いやすいたおやかな立ち振る舞いがベースにあるので、全体を通じて満足いく内容をキッチリ披露してくれると思います。ある意味、唯一の難点は「価格」になると思うので(コント・ラフォンの名前の影響なのかやけに高い…)、とりあえず「2千円台」というのをひとつの目安にしておけばより良い結果が得られると思います。
(2009/11)