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思った以上に近寄りやすく、程よいパッケージングの良さと纏まり感によって、抜栓直後から素直に楽しめます。スタイルとしては「酸」を基調としたもので、見事なまでに「ザ・レモン汁」といった印象ではありますが、酸の強調具合とは裏腹に、仄かな他の各要素が裏でしっかりと仕事をしてくれているので(脇役だが重要)、最終的に伝わる印象にはかなりの好感が持てます。
強い酸の影響があるのでワイン単体だとやや辛い印象ではありますが、しっかり冷やし、柑橘系風味やさっぱり仕上げた和食などと合わせると(良いマリアージュを構築できると)、発生するプラスアルファの魅力によってより高い満足感が得られそうです。
(2009/10)