- Good Quality -
高い品質を誇る白ワインを生み出すことで有名な、自然派(現在はリュット・レゾネ)の造り手「フランソワ・ミクルスキ」が手がける要注目のアリゴテです。
ミクルスキは、2005年からラベルを「ワイン名と生産者名のみ記述」という超シンプルな構成に変更しましたが、このアリゴテに関しては従来のラベルデザインが継承されています。
ラベルの記述を見ると植樹は1929年。逆算すると樹齢は脅威の76年、まさに超ヴィエイユ・ヴィーニュだと言えます。アリゴテらしいキリッとした酸味が生き生きし、澱みのない非常に奇麗なキラキラしたワインですが、抜栓日~2日目ぐらいまではやや酸が前面に出ているので(とはいえ至ってナチュラル)、少し抵抗を感じる場合はとりあえず3日目以降まで待つことをお勧めします。時間とともに、奥底にある果実本来のまろやかな甘みが表出してくれるので、表層から伺い知れる以上のポテンシャルを持ち得ていることが伝わってきます。
(2007/09)