- Good Quality -
協同組合の「ラ・シャブリジェンヌ」は、1923年にシャブリ地区の優良葡萄栽培農家を中心として結成されました。生産量はシャブリ地区全体の25〜30%にも達しますが、クオリティを堅持した上での圧倒的生産力が自慢なので、フランス全土としてみてもトップクラスの協同組合だと言えます。
2005年というヴィンテージのスタイルなのか、心地よい果実力のおかげで非常に美味しく、万人受けしやすいスタイルとなっています。シャブリというと、どうしても酸やミネラルが先行しがちですが、対等といえるレベルで果実に満ち、それらの要素ががっちり組み合っているので不足感がありません。
外向的な甘みを享受できる素直さが印象的なので、一般的なシャブリに対して余りよいイメージを持っていない人ほど、新たな発見があるかもしれません。
(2006/09)