- Good Quality -
いち早くチリ国内で合成コルクやスクリューキャップを導入するなど、革新的とも言えるスタイルを品質重視の立場から積極的に推進するコノスルのヴァラエタル・ワインです(もっとも低価格なライン)。このワインのセパージュは、メルロー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、カルメネール2%、シラー2%、アスピラン1%となっています。
想像通り若く荒々しい部分が先行し、緑々しい茎っぽさを感じるものの、凝縮した果実の甘みがしっかり詰まっているので、時間が経過するにつれて徐々に飲みやすくなっていきます。現状では数時間~1日程度待った方が素直に楽しめるようなので、デイリーワインとして日々の食卓に並べてやればよいと思います。
思いのほかカベルネ・ソーヴィニヨンのヴァラエタル・レンジと似た表情を持っていますが、メルローの方がやや優しく滑らかで、カベルネの方がより凝縮度が高いといった印象があります。
(2005/07)