- Good Quality -
1992年まではジュヴレ・シャンベルタンとして出荷されていましたが、この区画の植え替えによって葡萄が若木になったので、それ以降はACブルゴーニュとして各落ちさせています。
現状ではやや収斂性が残るものの、ジョセフ・ロティらしいスッと伸びる酸と、2002年らしいフレッシュな果実味が相まった、程よい心地よさを感じる良質なブルゴーニュとなっています。
果実味がしっかりのっていることもあり、その他の厳格な要素が緩和されて親しみやすくなっています。しかし、翌日に持ち越すと果実味が影を潜め、酸と収斂性あるタンニンが表に出てくる傾向にあったので、現状では素直に楽しめる抜栓日に飲みきってしまう方が、より素直に楽しめるかもしれません。
(2005/05)