- Good Quality -
同じリストラック・メドックにあるシャトー・フォンレオーと同じシャンフロ家がオーナー。セパージュはメルロー58%、カベルネ・ソーヴィニヨン38%、カベルネ・フラン2%、プティ・ヴェルド2%となっています。
抜栓日はやや青みを感じ、構造体のエッジにある緩さが気にかかります。しかしコアはしっかりしていて、タンニンの堅牢感も想像以上となっています。中心部分の安定感や凝縮感に比べ、それを囲む周囲の弱さが際立っているので、インパクトは比較的好感ながらもフィニッシュにかけて物足りなさを感じます。
3日程経過させると、当初の強いコトントラスト感が緩和し良質な一体感が生まれてきました。1998年らしい質実さをしっかりと兼ね備えているので、じっくり時間をかけて向き合う程にその良さが理解できる傾向にあると思います。
(2005/01)