- Good Quality -
2001年6月12日、トラクターで畑を開墾中に弾き飛ばしたセメントの塊が顔面を直撃してしまい、12時間にも及ぶ手術のかいなく15日に亡くなってしまったマッテオ・コッレッジャ氏のワインです(享年39歳)。現在は夫人のオルネッラ氏が跡を継ぎ、近隣の造り手や友人たちに支えられながらワイン造りを続けているようです。
溌剌とした酸とキレがあり、同時に若々しい青みや新緑の風がうまく融合した黄緑の風味を感じます。どことなくジンのようなスピリッツ系の風味があり(ハーブ的余韻?)、ワインというよりカクテルのような雰囲気が漂います。好みにピッタリ合えばかなり美味しく飲めると思いますが、逆に外してしまうと少し難しい部類に入るかもしれません。
(2003/08)