- Good Quality -
約25年にわたってソアーヴェの品質向上とイメージアップに力を注ぎ続けたアンセルミのワインです。アンセルミは1999年のワインからソアーヴェの冠を取り、IGTのワインとして販売を始めています。品質向上が見込めないままDOCGに昇格してしまうことへの反発が理由だそうですが、名前にこだわらず品質を追い求めるという志向は、結果として消費者にはプラスに働くと思います。
今まで抱いていたソアーヴェのイメージとは異なり、心地よく体に入っていくので驚きです。確かに表情はシンプルなのですが、スッキリした果実の風味とキレのある酸という2つの要素が爽快さを生み出しているので、素直に美味しく飲めると思います。日を置けば酸がおさまり、一層膨らむボリューム感と果実の力が印象的になります。温度が高めになると少しバラつき始めるので、しっかり冷やしてやればかなり美味しく飲む事ができると思います。
(2002/07)