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このドメーヌの小作人でもあった「アンリ・ジャイエ」がコンサルタントを行っていたことで、多大な実力と名声を築いたとも言える「ドメーヌ・メオ・カミュゼ」ですが、現在でもアンリ・ジャイエの教えを守りつつ、それに加えて葡萄栽培に改良を加えることで品質向上を行っているようです。
今回飲んだ1998年のパストゥグランは、軽快な面が強いながらも、しっかりしたタンニンが徐々に膨らんでくる姿に魅了されます。どことなく青っぽい葡萄ジュースらしさを感じるのですが、その特性に嫌みがなく素直に美味しく飲むことができます。純粋な味よりも、ワイン自体のポテンシャルをより良く感じた1本でした。
(2001/01)