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- Very Good Quality -

N.V.(2017/01) Dassai 39 Centrifuge
Asahishuzo Co., Ltd.生産者ワインリスト

Dassai 39 Centrifuge

今や世界的にも非常に有名な日本酒となったのが「獺祭」。一般的な日本酒は、醸造における監督責任者となる杜氏を筆頭にして、長年の経験と知識を持った蔵人達で造るという伝統がありますが、そういった伝統的な手法を根本から改革し、杜氏を設けず社員のみで造るという前代未聞の手法を取り入れたのが最大の特徴です。精度の高い品質コントロールによって、年間を通じて安定供給することを可能にした、新時代の日本酒だとも言えます。なお、獺祭には数多くの種類が存在しますが、今回試飲したのは専用の遠心分離機を使用して搾る「遠心分離」というシリーズになり、精米歩合によって「23」「39」と2種類に分けられています。

ニューワールドを中心に、ワインにおいても一部の生産者で使われることがある遠心分離機ですが、日本酒においては、醪に圧力をかけずに搾ることが出来るというメリットがあるので、一部の獺祭についてはこの遠心分離の技術が使用されています(1台二千万円ほどするので、現状ではまだ数える程の酒蔵しか導入していない)。以前は遠心分離機を使用したものだけでボトリングされていたという話もありますが(詳細不明)、少なくとも現在においては、遠心分離機を使用したものと通常の絞り方で絞ったものをブレンドして造られています(ブレンド比率は不明)。

まさに引っかかるところがどこにもない、クリーンかつストレートに伝わる口当たりが印象深く、更にその後に広がるパンチ力との対比がより明確な個性となっていることなど、通常の39とは一味異なる世界観となっています。その印象を端的に言えば、「23のような綺麗なアタックに50のようなインパクトのあるアフター(表情のコントラストが高い)」とも言え、ある意味、両者を折衷したようなものとして表現出来るかもしれません。通常の39との差異は他にも感じられ、フルーティーな吟醸香はやや控えめかつ硬質な傾向にあり、甘みはしっかりとした塊感があるものの、柔らかく広がるようなニュアンスではなく、クリーンなアタックとパンチのあるアフターの「繋ぎ目」として、コアにはっきりとした存在感をもたらしています。

非常に高コストとなる専用の遠心分離機を使用していることもあり、価格は通常の39の1.5倍強、更には720ml以上のサイズしかないので、正直なところ気軽に飲むには適していません。とは言え、数日かけてじっくり向き合えば、尻上がりに明確化していくその表情がより堪能でき、その高いポテンシャルを存分に享受できるので、ある意味23と同様に、獺祭の世界観をより深く掘り下げたい人向けの特別仕様と言えそうです。
(2017/02)

参考市場価格:3,780円(720ml)
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