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2011 Snipes Mountain The Cattle King Syrah Upland Vineyard
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Snipes Mountain The Cattle King Syrah Upland Vineyard

多くのブランドを展開するチャールズ・スミスですが、中でも「Kヴィントナーズ」はチャールズ・ズミスの中核に位置し、こだわりを持って極少量飲み造られるハイエンドのラインになります。

ヤキマ・ヴァレーの中心に新たに作られたAVAが「スナイプス・マウンテン」。エリアは非常に小さく、ワシントンではレッド・マウンテンにつぐ二番目の小ささとなっています。葡萄の供給元となるアップランド・ヴィンヤードは、標高750〜1300フィート(約230〜400m)に位置し、最初に葡萄が植えられた1917年から、未だに実をつけ続けている古木も存在しているようです。なお、ザ・ヒドゥンと同じように、表ラベルには「K」の文字しか記載されていませんが、ワイン名やヴィンテージなど、その他の必要な情報は全て裏ラベルに記載されています。

Kヴィントナーズの他のアイテムと比較すると、熟度の高さとややトロミのある質感が印象的で、果実そのものが持つ魅力が存分に発揮されている傾向にあります(100%全房発酵)。同時にカベルネ的なメントールやミント風味が仄かに感じられ、体躯全体を引き締める程よい冷涼感が、2011年というヴィンテージらしさを表しているようでもあり、果実の高い熟度と樽風味に頼るようなビッグ・フレーバー系のワインとは異なるベクトルに導いているような印象を受けます。系統としては享楽系の要素がコアにありますが、ヴィンテージ感を差し引いたとしても、MLF系の風味や過度の人為感がほぼないという点が、ザ・ビューティフルとの大きな違いと言えるかもしれません(故に2013年のキャトル・キングの世界観が気になるところではあります)。

現時点でも適度な熟成を経ていますが、それでも表情を完全開花させるには抜栓後に時間をしっかり与える方が無難な傾向にあります。抜栓翌日まで持ち越せば、熟度の高いピュアな果実の求心力が高まり、やや小ぶりなサイズながらも甘みと旨みがしっかり感じられ、全体を通しての明瞭感が非常に好印象となり、抜栓直後とは受ける印象がかなり異なってきます。この辺りは、冷涼かつ長熟系のヴィンテージスタイルが反映された固有のポテンシャル系譜でもあり、本質的な「成長」とはまた違った意味においての寿命力を持っていそうな印象があります。ある種小難しさがないので、一般向けにはより訴求しそうですが、通向けという意味においては、同年のザ・ヒドゥンの方がより向いているとも言えそうです。
(2017/02)

参考市場価格:9,223円~11,286円(平均約10,210円)
点数評価:95(WA)

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