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- Very Good Quality -

N.V.(2016/11) Dassai Sparkling 23
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Dassai Sparkling 23

今や世界的にも非常に有名な日本酒となった「獺祭」。その獺祭をベースに、瓶内二次発酵で造る本格的なスパークリング日本酒がこの「獺祭スパークリング」。通常の獺祭と同様に、精米歩合によって「23」「39」「50」の3種類のラインが用意されていますが、今回の1本は精米歩合23%の「磨磨き二割三分発泡にごり酒」となります。磨磨き二割三分は、クリスマス限定で特別ボトルも存在しているので、贈り物などにもより利用しやすくなっています。

近年勢いが増しているスパークリング日本酒ですが、その多くは5%程度の低アルコールに抑え、一般層向けに訴求する「飲みやすさ」を追求したものとなっていますが、獺祭スパークリングについては完全なる「日本酒」+「泡」という超本格仕様になっています。最大の差異は「アルコール度数」で、スパークリング50よりは低く抑えられているものの、それでも「14度」と高アルコールになっているのでやや注意が必要です。

今回試飲したボトルは360mlなので、しゅわりんと同じようなマキシキャップが使用されています。スクリューキャップ仕様の720mlと違って誰でも簡単に開けられますが、吹き出しを防ぐためには素早く開ける必要があります。ただし、根本的に非常に吹きやすいので、事前に吹きこぼれ対策を行っておくことをお勧めします(器の上で開栓すればより安全)。

基本的な世界観は磨き三割九分と同様ですが、より明快に甘味が感じられ、体躯のボリュームも感じるリッチな印象を受けます。同時に、キレや辛みも増している傾向にあり、両極の要素がより研ぎ澄まされている傾向にあるとも言えそうです。相対的に精米歩合がより低くなっているので、磨き三割九分よりも鮮明で集中力が増すような指向性を想像していましたが、実際には想像していた指向性とはやや異なり、充実感が増す傾向にあったのが興味深いところでもあります。とはいえ、劇的な変化があるわけではなく、その世界観はあくまでも磨き三割九分と同一の直線上に展開されているので、2倍強という価格差を考慮すると、純粋なコストパフォーマンスとしてはやや分が悪い印象でもあります。ただし、逆に比較対象がシャンパーニュ等のスパークリングワインであれば、不思議とコストパフォーマンスは良く見えてくるという側面もあるので、最終的な評価を下すのはやや難しいところかもしれません(ある意味、飲み手の金銭感覚次第)。
(2017/01)

参考市場価格:7,128円(720ml)3,564円(360ml)
点数評価:--

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