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- Good Quality -

2011 Arietta On The White Keys
Arietta

Arietta On The White Keys

クリスティーズのオークショニアを務めていた「フリッツ・ハットン」が、カルトワインメーカーとして名高い「ジョン・コングスガード」と、妻のマギーとで1996年に設立したワイナリーが「アリエッタ」。ボルドースタイルに特化したプレミアムナパワインを生み出すというのがフィロソフィーで、アメリカで最も有名な醸造家の一人「アンディ・エリクソン」が手掛けています。

セパージュはソーヴィニヨン・ブラン79%にセミヨン21%(ソノマ・マウンテン80%、カーネロス10%、カリストガ10%)。まさにソーヴィニヨン・ブランの爽快さ、ハーブ風味、メントールに、セミヨンの豊満な甘味が相まって、とても魅力的かつエネルギッシュで明快な表情を造り出しています(ある意味とてもシンプル)。恐ろしい程に明快で、これぞまさにカリフォルニア!とでも言うべき充実度と溌剌とした魅力がとても鮮やかです。難しさの一切ない万人受けする美点が好印象で、カリフォルニアという大地のエネルギーをそのまま具現化したようなスタイルになっています。ソーヴィニヨン・ブランの表情は明確ですが、ボディの豊さと柔らかくも充実した甘味のおかげで、味覚で感じるレベルとして素直に楽しめると思います。14.8%とかなり高アルコールですが、それが欠点になるようなことはなく、むしろアルコール感は特に気にならないので心配は無用です(むしろスルスル飲めてしまう)。

脳に訴えかけるような要素や感動を覚えるような世界観ではないので、絶対価格の高さがやや気になるところではありますが、良質なボルドースタイルの白ワインなのは確かなので、懐に余裕のある人であれば試してみる価値は大いにありそうです(とはいえ生産量が400ケースしかないので滅多に見かけませんが)。
(2014/09)

参考市場価格10,000円前後
点数評価93(VAG)

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