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- Good Quality -

2007 Chianti Classico
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Chianti Classico

リヴェルナーノが造る別ブランドがこの「カサルヴェント」。畑の拡張とともに誕生した新たなブランドで、最近までエノテカ・ピンキオーリによる独占販売というスタンスがとられていたこともあり、まだあまり認知度は高くないのかもしれません。

キャンティ・クラッシコらしいタイトな堅牢感はコアにとどめ、見据える方向は「オフ感覚で一杯目から気楽に楽しめる」といったような、表面からストレートに伝わる融和な表情となっています。最近では珍しい樽を感じる豊かな仕立てであり、果実味+バニラ風味+乳(ヨーグルト)風味が一体化したような優しく丸い独特の甘味が印象的で、全体像としては「味覚で素直に楽しむことが出来る距離感の近いキャンティ・クラッシコ」といった印象です。ある意味、ポテンシャル系の指向性が色濃かったレンテンナーノのキャンティ・クラッシコとの対比が明確で非常に興味深い所ではあります。

なにか面白いほどに肩肘張った感がまったくなく、単なる休日ではなく、まとまった連休や避暑地へのバケーションなど、翌日以降も完全にオフという場面におけるリラックス状態が似合うような一本で、厳格なラベルの見た目やリヴェルナーノという名前からくるイメージとはある種ま逆と言えるかもしれません。ともかく、この分かりやすさは非常に心地良く、それでいてしっかりコントロールされた(狙った)上での世界観だと感じるので、もし2千円台前半で買えるようであればお買い得感はかなり高いと言えそうです。同じようなレンジに本家リヴェルナーノのキャンティ・クラッシコも存在しているので、両者の飲み比べというのも面白いかもしれません。
(2011/05)

参考市場価格2,268円〜2,919円(平均約2,504円)
点数評価90(WS)

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