進化と発展を続ける「日本ワイン」
キャンティ&キャンティ・クラッシコ
偉大なる王のワイン「バローロ」
ニュージーランドを牽引する日本人生産者
進化と発展を続ける「日本ワイン」
特別特集「シャブリ」
紡がれるブルゴーニュの伝説「ルロワ」
大地の恵みと多様なテロワール「エトナ」
新たな潮流「スパークリング日本酒」
ジュヴレ・シャンベルタン
白ワインの聖地「フリウリ」
特別特集「ニュイ・サン・ジョルジュ」
楽天市場「バローロ」
楽天市場「バルバレスコ」
楽天市場「パウエル&サン」
------

- Good Quality -

2009 Mâcon-Villages
Les Héritiers du Comte Lafon生産者ワインリスト

Mâcon-Villages

マコン・ヴィラージュらしいしっかりした体格を有しており、方向性としては適度な立体感、果実味、オイリーさを主軸にした「口当たりの良さ」「アタック重視の明確さ」に重きを置いたスタイルになっています。表情やテクスチャ、そしてマコネらしいスッキリとした酸を存分に生かすようなスタイルではありませんが、グラス一杯で評価するような場面ではなかなかの訴求力を魅せてくれそうです。

マコン・ウシジィマコン・ミリィ・ラマルティーヌなどとは違い、より一般層向けとして間口の広いターゲットとなるこのアイテムの役割を考えると、これはおそらく意図して造り上げた世界観であり、掲げたその設計図に見合うだけの内容を構築できるような、造り手としての明確な手腕もしっかり感じられるので、ある種、コント・ラフォンの「先兵」としての役割は十二分に発揮してくれそうな印象があります。体躯のボリューム感がしっかりしていることもあってか、思いのほかポテンシャルがあり、温度を高くしたとしてもそのスタイルが崩れることはありません(むしろアメリカ市場で評価されそうなパンチ力がアップ)。シャープな酸を楽しみたい人は低めの温度でサーブすれば良いので、このあたりは飲み手の要求に幅広くしっかり対応してくれると思います。

スクリューキャップが採用されていることからもわかるように、肩肘張らず気軽にどんどん開けて楽しんで欲しいところですが、残念ながら現実的には「価格」の問題があり、「コント・ラフォン」という名前の影響もあってか、気軽に飲めるような日常的な価格帯には位置していません。この点が唯一にして最大のネックだといえるので、逆にいうと価格が問題にならない人にとっては、非常に有用なアイテムになってくれそうです。
(2011/03)

参考市場価格2,098円~3,675円(平均約3,065円)
点数評価--

ホーム > フランス > ブルゴーニュ > マコネ > マコン・ヴィラージュ
Home > France > Bourgogne > Mâconnais > Mâcon-Villages

Global Partners