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- Good Quality -

2005 Terra e Cielo
Fattoria Castellina

Terra e Cielo

畑は標高250mで南向き、平均樹齢は5年とまだ若いものの、サンジョヴェーゼ100%で造られるビオディナミワインという、少し珍しいアイテムとなっています。ビオということもあってか、安易な大量生産ワインではなく、しっかり手の届く範囲で造られているようですが、生産本数に関しては情報が錯綜しているようで(年を追う毎に増えている傾向にあり?)、バックラベルでは「900本」、造り手のWebサイトとヴェロネッリでは「4,400本」、ルカ・マローニのWebサイトでは「1,000本」と、かなり本数に幅があるので正確な数は不明です。

表層的な情報のみを一見すると「希少価値の高い高価なビオワイン」という印象を受けますが、実際には良質な造りながらも決してハイエンドといった内容ではなく、現地流通価格としては15ユーロ前後という情報もあるので、実際のところ「どういったポジションのワインなのかがよくわからない」というのが本音かもしれません。そういった意味では、現実的に考えて「果たして今飲めるスタイルのワインなのかどうか」という点が最も気になるところです。

結論からすると「文句なく今飲んで素直に美味しい」と言える状態で、若いヴィンテージとは思えない程の物腰の柔らかさと近づきやすさがあります。サンジョヴェーゼらしい柱ある構造風景もある程度感じられますが、なにより幅広い層に受け入れられるよう仕上げられた分かりやすいスタイルが非常に心地よく(良い意味でモダンスタイル)、自然で流麗な立ち振る舞いと適度な旨味が詰まった良質さが好印象です。サンジョヴェーゼらしいアクセントをコアに持ちながらも、決して難解になることはなく、キュートな果実が素直に楽しめるような現実的かつ日常的なスタイルに仕上がっているので、素直に「多くの人に飲んでもらいたい心地よいワイン」だと感じます。

今のスタイルを維持しながら生産を拡大していくのは難しいかもしれませんが、さすがに今の価格帯だと「問題がある」と言わざるを得ないので(2k~3kレンジに収まるのが理想)、現状のままでは積極的にお薦めすることはできません。しかし、より手頃な価格帯に降りてきた場合はかなり有用な選択肢になり得るので、まずは将来的な動向を見据えて見守る、というのが無難なところかもしれません。
(2008/04)

参考市場価格4,179円~6,300円
点数評価85(V)、81(LM)

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