楽天市場「デュジャック」
楽天市場「モレ・サン・ドニ」
楽天市場「フィリップ・パカレ」
------
特別特集「モレ・サン・ドニ」
偉大なる王のワイン「バローロ」
ジュヴレ・シャンベルタン
ニュージーランドを牽引する日本人生産者
進化と発展を続ける「日本ワイン」
特別特集「シャブリ」
特別特集「ビンタエ」
紡がれるブルゴーニュの伝説「ルロワ」
特別特集「フリードリッヒ・ベッカー」
樽使いの魔術師「ヴィルマール」
ワシントンの雄「Kヴィントナーズ」
新たな潮流「スパークリング日本酒」

- Good Quality -

1990 Palacio de Arganza
Palacio de Arganza, S.A.生産者ワインリスト

Palacio de Arganza

安定した酒質を誇るオールド・ヴィンテージながら、懐に優しい日常価格帯を維持してくれる有り難い造り手が「パラシオ・デ・アルガンサ」です。通常、各ヴィンテージ毎にラベルカラーが変化しますが、この1990年ヴィンテージは他とは全く異なるデザインになっていて、ラベル右隅にナンバリングも施されています。

これまでに飲んだアルガンサの中ではかなり酒質がしっかりした傾向にあり、加えて古酒らしい独特の風味も強くなっています(他のヴィンテージに多々感じられた不思議な若さが無い)。この「味がミッチリのっているのに古い」というのがひとつのポイントで、この点を肯定的に受け入れられるかどうかで評価が分かれそうな気がします。枯れた古酒風味が苦手、もしくは未経験の人にとってはやや敬遠したくなる表情ではありますが(下手したら忌んでいると勘違いするかも…)、抜栓日のバランスの悪さに対し、2日目以降はグッと纏まり指向性が良くなるので、慌てず騒がず、じっくり向き合って欲しいところです。

兼ね備えた資質は、明らかに他のヴィンテージよりも上で、持ち得た要素も時間とともに変化することはありません。ただし、各要素がキチっと型にハマるまでやや時間が必要な点が気になるのと、そもそもの問題として、アルガンサのワインは「優しくたおやかな古典的路線で、なおかつ熟成感からくるピノらしい表情が漂うからこそ魅力的」だと感じているので、現代的ワインと同じ土俵に立とうとする「ある種の力強さ」が加わると、逆に「それだとアルガンサのワインを選択する必要がないのでは?」と感じてしまいます(仮にワインとしてより優れていたとしても)。

気になる点は多少ありますが、ユーロ高をものともしない超手頃な価格は健在で、本質的な質実さを兼ね備えてもいるのもまた事実なので(加えて2日目だと普通に美味しいし)、このヴィンテージに思い入れがある人や、よりしっかりしたスタイルのアルガンサを試してみたい人にとっては、まさにピッタリハマる優良アイテムだと言えます。
(2007/11)

参考市場価格:1,974円~2,184円
点数評価:--

ホーム > スペイン > ビノ・デ・メサ&テーブル・ワイン > パラシオ・デ・アルガンサ
Home > Spain > Vino de Mesa & Table Wine > Palacio de Arganza