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2001 Serpico Irpinia Aglianico
Feudi di San Gregorio生産者ワインリスト

Serpico Irpinia Aglianico

カンパーニャを代表する造り手「フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ」が手掛けるアリアニコ100%のワインで、かなり高価ですが非常に高い評価を得ています。

同ヴィンテージで同じアリアニコ100%の「カマラート」とは世界観&指向性が異なるだけでなく、現時点でもまだ「フレッシュな若さ」を感じます。色調は濃い紫で、明確で豊かな果実の甘みがストレートに伝わり、それを裏でうまく酸が支えています。舌触りは至って滑らかで、アリアニコらしい強靭な体躯と豊富なタンニンに裏打ちされた安定感がありますが、全体的な方向が表層的かつ現代的だと言えるので(良くも悪くも)、厳格な要素はうまく体躯に溶け込まれ、果実味等のわかりやすい要素にうまくスポットが当たるよう舵が取られています。

抜栓日は非常に外向的で素直に美味しく、いわゆる土着品種と しての個性や取っ付きにくさは影を潜めています。翌日に持ち越すと酸が立ち始め、バランスの変化からミッドの魅力に欠ける印象があり、「下手すると『儚い夢』と無惨に散ってしまうかも…」という懸念が脳裏を過りましたが、いささか余計な心配だったようで、3日目になると再度奮起し「うまく成長した場合は美しい世界観が構築できそう」というポジティブな印象に変化していました。

出荷当時の世間の評価はかなり高くなっていますが(WAの評価はダニエル・トマセス)、個人的には「表層の世界観に過剰反応したのでは?」と感じられたので、現時点での世界観差を考慮すると、意図的に「幼く本質が隠れている状態の方が高得点が得られる」という導きが成されているのかもしれません(あくまでも可能性)。

良質なワインであることに間違いはありませんが、カマラートと比較すると「アメリカ市場を狙ったような万人向け」というスタイルが色濃く感じられるので(わかりやすいので待たずにとっとと飲め的)、土着品種を愛すような「イタリア派」ではなく、「普段はあまりイタリアを飲まない派」の人の方がより一層楽しめるかもしれません。グラスに関しても、小振りなタイプで飲むと酸が浮つき体躯も軋む傾向にあったので、よりバランスよく豊かな果実味が楽しめる「大振りな定番系グラス(ヴィノムのボルドー(416/0)など)」を選択する方が良い結果が得られると思います。

ちなみに、このワインは2004年度版ガンベロ・ロッソで最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得しています。
(2007/10)

参考市場価格:7,686円~11,025円(平均約8,166円)
点数評価:98(WA)、98(V)、94(WS)、91/93(RWG)

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