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1995 Opus One
Opus One Winery生産者ワインリスト

Opus One

カリフォルニアロバート・モンダヴィと、フランスのバロン・フィリップ(シャトー・ムートン・ロートシルト)によるジョイントベンチャーワインで、「作品番号第一」という名が付けられた「オーパス・ワン」です。

1995年のオーパス・ワンは、あらゆる点で理想的な天候に恵まれ、長く涼しい生育期によってバランスの良さを獲得しています。収穫は9月下旬に始まり、日中が温かく夜が涼しかった10月中旬頃に終わったようです。醸造面では、スキン・コンタクトが39日、フレンチオークの新樽で18ヶ月間熟成され、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン86%、カベルネ・フラン7%、メルロ-5%、マルベック2%となっています。

1979年がファースト・ヴィンテージとなるオーパス・ワンですが、その20年強の歴史の中で、1995年はグレート・ヴィンテージと言われる1997年に匹敵する高評価を得ており、まさに今が成長期に位置するちょうど良い時期だと言えます。

抜栓直後は軽いボディと軽快な酸味が印象的で、心地よく広がる香りはあるものの、正直「この程度がオーパス・ワンなのか!?」という状態でした。その後パニエに寝かせて約2時間経過させ、それから本格的に試飲することしましたが、グラスに移すことで封じ込められた時間と精神がそつなく解き放たれ、その昇華レベルの高さに素直に驚かされます。グラスに入れた最初の1/3ぐらいは、一体感はあるもののまだまだエネルギーに満ちあふれた若さを感じるものに、中盤の1/3は心地よく広がる魅力的な甘い果実が最も印象的で、まさに今が一番輝いている青年期のようなものに、そして最後の1/3は、古酒らしい風味が僅かに表出し始め、たおやかさや流麗さを感じさせる「大人の余裕」といったものに、まさにグラス一杯で人生を感じさせるようなストーリーを遺憾なく展開してくれます。

造りとしては、トラディショナルなボルドーをより近づきやすくしたような傾向があり、僅かに青さを含む風味があるものの(ニューワールドの特徴と言えるようですが、90年代以降ののオーパス・ワンではこの風味が軽減されているようです)、ミディアムボディで落ち着いた体躯にしっかりした求心力と絶対的な世界観を兼ね備えています。凝縮感に優れ、濃くてインパクトのある超モダンワインとは一線を画す領域に位置しているので、一歩間違えるとポテンシャルを引き出せずに終わり、本質を見定めることなく過小評価してしまう可能性もあるので注意が必要です。時間をかけてじっくり向き合えば向き合うほどに、表面からは伺いしれない奥深いオーパス・ワンの世界観に包み込まれてしまうので、絶対に焦らず気持ちに大きなゆとりを持つことが決め手になると思います。

※今回試飲したのは現地流通ボトルとなっています
(2005/11)

参考市場価格:21,800円~41,499円($170)
点数評価:95(WA)、93(VAG)

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