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現代的な嗜好性を反映させながらも、心地よい酸味が楽しめる素直な魅力が好印象のキャンティとなっています。
厚みやボリュームはありませんが、満遍なく広がるキャンティの世界観にそつのない果実味がうまく交わり、気軽に楽しめる軽快さや心地よさが堪能できる、良い意味での「安旨キャンティ」だと言えます。
口中で程よくほどけていく流麗感が飲みやすさを演出し、数日置いた場合もそういった本質を失わず、全体的なレベルが柔らかく衰えていく傾向にあります。まさに日々飲むワインとしての役割をしっかり果たしてくれるので、気軽に飲める良質なデイリーワインを求める人にはちょうど良いアイテムだと思います。
(2005/09)